吉本興業のお笑い芸人が反社会的勢力の会合に参加した“闇営業”問題で、一部芸人が復帰に向けて動き出していることが13日、分かった。
雨上がり決死隊の宮迫博之(49)、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)ら13人が事務所を通さずに、反社会的勢力の会合に参加して金銭を受け取り、先月から謹慎中。
関係者によると、収入面などを考慮して若手を中心に復帰に向けた社内調整が始まり、先輩格である宮迫が「自分よりも若手を復帰させてほしい」と関係各所に働きかけているという。

吉本興業はこの日、公式サイトで、芸人が会合で受け取った報酬の金額を公表。
宮迫は100万円、亮は50万円、それとは別に暴力団関係者との会合に参加したスリムクラブの真栄田賢(43)と内間政成(43)はそれぞれ7万5000円だった。
また、関わった13人全員が報酬を税務申告していなかった。
「宮迫は問題発覚当初、関係者や芸人仲間に『詐欺グループから金はもらっていない』
と言い訳をしていた。
突き放した松本人志
この弁明に、30日の「ワイドナショー」(フジ系)では、兄貴分の松本人志(55)が厳しく反応。
当初から正直に話すよう促していたが「どこか芯では分かっていなかったのかな」とし、
「不倫のときに中途半端にごまかすことができたのがよくなかったのよ」と、
一昨年「週刊文春」が報じた“オフホワイト不倫”を引き合いに出しコメントした。
しかし、宮迫の言い訳はこれだけに終わらず、謹慎処分の発表後も続いていたという。前出の知人が明かす。
「宮迫さんは関係者らに『本当はお金をもらっていないけど、事を収めるために、もらったことにした』と言っていました。これには周囲も『そんなわけないだろ』と呆れていました」
人望の厚かった宮迫、変貌を指摘する声も……
雌伏の時を経てダウンタウンらの引き立てで露出を増やし、今や「アメトーーク!」(テレ朝系)など多数のレギュラーを抱えるに至った宮迫。折に触れ披露する恐妻家キャラや、玄人はだしの歌唱力でも知られる。
人望は厚かった…
苦労人ゆえか、芸人間の人望は本来厚かったという。
「先輩には礼儀正しいし、売れていない後輩に仕事を紹介したり、食事をおごるなど面倒見がいい。飲みに行くと得意のカラオケを何曲も歌って場を盛り上げたり、ファンに求められると両手で握手するなど、対応も丁寧」(同前)
その一方で、「CMに起用され始め、金銭的に潤った頃から驕りが出たといいますか。
スタッフへの態度が横柄になったり、お金への価値観も変わっていった気がします」
とコメントするテレビ関係者もいた。
残念です。
宮迫博之が窮地に陥っている。
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